小豆枕は、昔はよく使われていましたが、現在はあまり見かけなくなりました。この記事では、そんな小豆枕の魅力について迫ってゆきます。ぜひ、小豆枕のことを知って、興味が湧いたら使ってみてください。
■小豆の適度な硬さが寝心地を助ける
小豆には適度な硬さがありますよね。そんな、小豆の適度な硬さは、枕にも最適です。小豆枕を使えば、適度な硬さによって、心地のよい寝心地を保つことができるでしょう。また、適度な硬さがある枕は、肩こりに効くとも言われています。つまり、小豆枕には適度な硬さがあるため、肩こりにも効くということですね。
このように、小豆枕を使えば、様々な恩恵を受けることができるのです。そして、「小豆は枕の中身に最適!」だと先人たちが考えたからこそ、小豆枕が主流であった時期があると考えることができるでしょう。
■小豆枕は季節を問わず使うことができる
小豆を触ってみると、冷やりとしていることがわかると思います。このように、小豆は冷やりとしているため、「小豆枕=冷やりとしている」と考えていいでしょう。そのため、小豆枕はそのまま使えば、夏には特に快適であると言うことです。
ただ、小豆枕の素晴らしいところは、基本的にレンジで温めることができるところです。つまり、レンジで小豆枕を温めれば、冬の寒い時期にも使うことができると言うことですね。
ただし、小豆枕に種類によって、「温め可能かどうか」「温め時間」「温め方」は異なります。そのため、購入した小豆枕の使い方を確認してから、温めるようにしてください。
■なぜ、小豆枕を見かけなくなったのか?
ここまで、小豆枕の魅力について迫ってきました。ただ、寂しいことに、近年ではあまり小豆枕を見かけなくなりました。なぜ、あまり小豆枕を見かけなくなったのでしょうか。
私は、「虫が湧きやすいから」が、大きな理由だと考えています。どうしても、小豆は虫から好まれるため、虫が湧きやすいんですよね。
小豆枕の虫に対する一般的な対処法は、「定期的に小豆を交換する」になります。やはり、定期的に小豆を交換するのは面倒なことですので、小豆枕が敬遠されるのは納得です。
また、人工素材の枕の中身が普及してきたことも、小豆枕が少なくなってきた要因であると考えています。例えば、ビーズなどの人工素材であれば、「小豆枕に似たような寝心地の枕」を実現させることが可能ですからね。それに加えて、人工素材であれば、虫が湧くこともありません。
小豆枕よりも、虫が湧かない人工素材に軍配が上がるのは、仕方のないことなのでしょう。
■現在でも小豆枕を購入することはできる
近年では小豆枕をあまり見かけなくなりましたが、購入をすることは可能です。例えば、枕専門店や大型寝具店などに行けば、小豆枕が売っているかもしれません。また、ネット通販であれば、たくさんの小豆枕が売られていますよ。
確かに、小豆枕は、虫が湧きやすいと言われています。しかし、天然素材である小豆枕だからこそ、自然の心地よさを感じながら、眠りにつくことができるのではないでしょうか。
ぜひ、小豆枕に少しでも興味を持ったのなら、購入することを考えてみてもらいたいものです。
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